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源津 憲昭/NorthQuest

P-01. 問題解決とは-➀

更新日:2020年12月2日

問題解決スキルを学べば、きっとあなたの人生のプラスになるでしょう。ここで、まず問題解決とはどういうことか一緒にかんがえてみましょう。



人生は問題解決の連続

問題とは、自分がそう望むところと、いまの好ましくないところの、ギャップです。


ひとがよりよく生きたいと思うほど問題にぶつかります。ビジネスや学生生活や地域社会のこと、家族のこと、自分の進路や人間関係のことなど。人生は問題解決の連続だとおもいます。



問題解決スキルは学習できるか

答えはYESです。


多くのビジネスの成功や失敗の事例から先人が導いて体系化した、問題に対する考え方があります。しかしそれを勉強しただけでは問題解決スキルは身につきません。


その考え方を知り、自分のことに応用できるようにすることが大切です。そしてこのブログをきっかけにいろいろな参考書も読んでみましょう。


自分で応用してみると「どんな問題も解決する方法はある」と実感できるときがくるでしょう。そうなると問題解決スキルは、あなたの人生にきっとプラスになるとおもいます。



どんな問題も解決できるか

答えはYESです。


もともとあなたは仕事や人生のなかでカンや経験も含め無意識に問題解決をしています。しかしとても大きな問題や、複雑な問題は同じようにはいきません。


このブログで紹介する考え方はどんな問題にでも応用できるものです。大きな問題の解決の糸口を見つけるのに役立つでしょう。糸口さえみつかれば、あなたがすでに持っている力でなんとかできてしまいます。


つまり考え方を知っていれば、カンや経験に頼るより問題を解決しやすくなる、解決の可能性が高まります。


どんな考え方か?すこしだけ紹介しましょう。

  1. 問題の解決には、適切なプロセスや共有フレーム(※)を用いる

  2. 大きな問題、複雑な問題は小さく分解して考える

  3. 先入観をなくし、事実をもとに解決のストーリーを創り出す


 ※共有フレーム:チームや利害関係者が話し合うときの共通の枠組のこと



医者のように「真の問題」を見つける

問題解決でいちばん難しいのは、なにが問題かはっきりしないことです。この「真の問題」をはっきりさせることがいちばんのポイントです。

 

いま、家族が熱を出したとしてあなたは「熱さまし」を飲ませました。「熱がある」という現象にたいし「熱を下げる」ように反応しました。


この動きは「コインの裏返し」と呼ばれます。治るときもありますが、もしウィルス性の熱なら下がったあと再発もありえます。あなたはウィルスという「真の問題」を外しました。


医者なら診断をもとに熱の原因を推論し「真の問題」を見つけようとします。機械の故障も似ています。適当にあれこれ部品を交換してみる「もぐらたたき」もあれば、じっくり検査して「真の問題」を見つけて一発で直すプロの仕事もあります。



見えない問題を「見える化」する

ビジネスや社会生活では制度や経済、あるいは人間の利害関係も複雑に絡み合って「見えない問題」になっていることが多いです。「真の問題」が見えにくいのです。


このブログでは、事実をもとに見えない問題を「見える化」し、チームや利害関係者が同じ問題を共有できる方法から説明したいとおもいます。

 

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